2015/11/29

2016年1月14日ー2月14日に京都市美術館で開催される『琳派400年記念ー琳派降臨ー近世・近代・現代の「琳派」コードを巡って』に"Praise"(1987)を出品します。

 

2015/11/4

GALLERYを更新しました。

 

2015/4/8

NEWSを更新しました。

2014/09/06

 「ペインタリネス2014」展ギャラリートーク(9/1)にはギャラリー一杯にたくさんの方々が聴きに来てくださって嬉しかった。以下、その場での私の発言の要旨。
1)今回の本展のテキストでは尾崎信一郎氏がグリンバーグの「アバンギャルドとキッチュ」を踏まえつつ、現在の反知性主義に対する「アバンギャルドの絵画 としてのペインタリネス」の必要性を論じている。本展に参加する作家の活動の方向性に対する擁護の論を有り難く感じている。
2)グリンバーグの「アバンギャルドとキッチュ」は1939年の論文であるが、今読んでもきわめてアクチュアルな内容ではある。しかし、この頃はまだポ ピュラーカルチャーは現在程肥大してはいなかった。現在は単純に「アバンギャルドとキッチュ」という二項対立では割り切れない質があり、これを精査することが必要なのでは?
3)テキストの中ではキッチュな文化を称揚する風潮に対し、それへの抵抗としての抽象絵画の難解さを擁護している。しかし、抵抗として機能する為には画面の中にそのことが構造的に組み込まれていなくてはならないはずだが、そのようなことは各作品中に見いだされるのだろうか?